昨日(11月27日)の5-6校時、高1の学校設定科目「国際理解」(Shigagakuen Future Leadership Program)で、ディベートの最終戦を行いました。
ジャッジの一人としてお招きした、世界中を飛び回って大活躍中の地域イチオシリーダー、小倉昌和 (株式会社ライオンズ旅行企画東近江営業所AMIGO)さんから、こんなメッセージが届きました。
高校生っていいなぁ…♪
滋賀学園高等学校に三度お邪魔しました♪
いよいよディベイト決勝戦です!
先に韓国(ソウル)チームとシンガポールチームの対戦から
決勝戦はドイツ(ミュンヘン)チームとシンガポールチームの決戦となりました
結果は…僅差でミュンヘンチームの優勝が決まりました♪
これって単純にミュンヘンがいいからとか行きたいからではなく
間違いなく彼らのプレゼンや説得力、情報収集能力などの効果が発揮されて決まったわけですもんね♪こうしたことが今後社会へ巣立った時に必ず役に立つと思います
まして、大人の世界でもこういったことが現在に最も求められていることのような気がしてなりません♪最初は頼んでもらって赴いた機会ですが
今では私の方からお願いしてでも行きたい機会になっています♪
子どもたちってホンマに可愛いんですわ♪
抱きしめたいくらい! 連れて帰りたいくらい…というと
安居先生に怒られるので言いませんが…この子たちと何かをやってみたい!
と…心から思えた素晴らしい授業でした感謝!
小倉さんとの関わりは、10月9日に遡ります。生徒たちにとっては初めて取り組むディーべートであり、テーマとして取り上げた「留学先に、この国を加えるべきだ」のアイデア出しに、どのチームも苦しんでいました。そこで、そのきっかけづくりにしてもらうべく、小倉さんをお招きし、講義をしていただきました。
その後、せっかくお話ししていただいたのだから、生徒たちがどう変わったのかを見ていただきたいと、先週金曜日(11月20日)ディベート対戦のジャッジをお願いしました。
先週の授業後にいただいた小倉さんのメッセージには、こうあります。
10月に生まれて初めて教壇に立たせていただきました…(^_^;)
生徒さんたちのそのあまりに綺麗な瞳に圧倒されて…かつて経験のない種類の緊張感を感じての授業をさせていただきましたが…学校側の温かい誠意で「また来てくださいね」と言っていただいたので再度お邪魔させていただきました♪SFLP(滋賀学園フューチャー・リーダーシップ・プログラム)という授業で
生徒に「留学先を増やすとしたら、どこの国(街)?」というテーマで
ディベイトに取り組むという画期的な内容になっています♪
クラスを(ニューヨーク)(ムンバイ)(ミュンヘン)(ソウル)(シンガポール)の5つの班に分けて班対抗の論戦を繰り広げるわけですが
手順として
1) 調査 資料収集 分析 情報処理
↓
2) ディベイト1回戦
Aチーム 立論 Bチームから 質問 Aから回答
↓
Bチーム 立論 Aチームから 質問 Bから回答
↓
最後に Aから最終立論 Bから最終立論…
クラス全員と審査員(先生と私…)で採点 集計
↓
結果発表(勝者は2回戦へ…)
上記のような流れで、授業が進んでいきます以前に私が少しだけ講義をさせていただいたときに比べて格段に
その知識や考え方が成長していることに大変驚きました!
例えば…「ミュンヘンってソーセージがおいしいんやろ?」って言ってた彼らが…「街は大変衛生的で、日本の水質基準より厳格な基準をクリアしています」という発表に変わっていたりするのです!ちゃ~んと子どもたちってやるときはやるんですね~♪
恐れいりました♪でもこの授業って素晴らしいと思います
このレベルの事って今の一般の企業でも求められていることだと思います
21世紀はコミュニケーションの時代ですもんね♪
「何を相手に伝えるのか? 何を相手から受け取るのか?」これって本当に大切な機会ですよね生徒を教えるどころか、毎回いっぱい教えてもらっている気がしてなりません♪
次週に今回のディベイトの決勝戦です♪
対戦は ミュンヘンvsシンガポールvsソウルです♪
留学先に…あなたならどこの街に行きたいですか?
1学期に行った、課題に対する「提案型プレゼンテーション」の反省を踏まえ、生徒にもっと深く考えさせたいと、ディベートを取り入れた授業を展開した2学期。
正直、最初の段階では「まだ、ハードルが高すぎるんじゃないの?」という不安が拭いきれませんでした。ですが、やってみることで得られる成長は、その不安を遙かに上回るものでした。
今回優勝したチームだけでなく、最終対戦ではどのチームも負けず劣らずの内容で、明らかに情報収集や分析、論立てが深まり、とても説得力のある、聞き応え十分な中身になっていました。
Shigagakuen Future Leadership Program、どこまで深めていけるか・・・。
今後が、ますます楽しみになってきました!