困難は乗り越えるためにあるってことを、身をもって具現化せよ!

学校というところは、予期せぬ対応や急な仕事が次々と入ってくることが多く、先生たちは時間のやりくりに苦労するのが日課だ。

まあ、相手が生きた人間であるがゆえに、予定通り物事が進むような現場ではない。

プリントづくりをしようとパソコンに向かった途端、やれ「鼻血が出た」と職員室に飛び込んでくる生徒がいたり、「あのぉ~」と(たいていどうでもいいことなんだけど)駆け込んでくる生徒がいたり・・・。

そのたびに仕事が中断され、どんどん後回しになっていく。

そうこうしているうちに空き時間が終わり、やおら授業が続くと、あっという間に一日が終わってしまい、「これもできなかった」「あれも残っている」と、放課後、それらを処理するハメになる。

一日の流れがこんな状態だから、一週間、一か月スパンで考えたら、それこそ予定があってないようなもの、・・・というより「予定が立たない」。

だから「行き当たりばったり」「テキトーに」というわけにはいかなくて、何が起こっても「幅広いココロで柔軟に対応できる」「しなやかな臨機応変さ」が必要になってくる。

教師たる者、予期せぬ出来事に出会ったとき、どんな対処をするか・・・すべてはそれで決まるといってもよい。

だから、いつも真剣勝負!

そんなの予定にないからと、「できない理由」を並べ立てて我が身に振りかからぬようにするか、「これも何かの縁」だと引き受け、やることで得られるものを探すか、その差は大きい。

「できない理由」を探し、自分を正当化しようとするようでは、指導者とはいえない。

困難は、乗り越えるためにあるってことを、身をもって具現化せよ!

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