最終回、9回裏の2点は、失った4点以上に意味のある「あきらめない姿勢」そのものでした。

11742889_866623563373418_6956310961566883213_n引き分け、再試合となった北大津との対戦。

負けはしましたが、最後まであきらめない粘りの野球は素晴らしかった。今までの滋賀学園を一歩前進させるような期待感とともに、多くの爽やかな感動を与えてくれました。

ありがとう!

6回の、滋賀学園のちょっとした守備の乱れを突いてくる北大津の攻撃で失った4点の重さ。2点でとどまっていたらと思うのは、あくまでも結果論。

しかし最終回、9回裏の2点は、失った4点以上に意味のある「あきらめない姿勢」そのものでした。

勝利の女神は相手に微笑みましたが、スタンドから注がれた大観衆の眼差しと声援は、最後に「ありがとう!」のコトバとともに、選手たちの肩を叩いてくれました。

よくやったね!
感動したよ!

悔しさではなく、新たな始まりの予感。

あきらかに、滋賀学園の野球は一皮むけた。新たなステージに進んだと言っていいと思います。

高校生の部活動という範疇をはるかに超え、一方で商業ベースに乗っていると揶揄される高校野球。それぞれの立場で、その功罪が語られ、選手たちのキモチ以上に外野がうるさくなることも少なくありません。

そんな中で、自分たちのプレーや仲間との絆を信じ、純粋に頑張る姿を見せてくれた滋賀学園の選手たち。

お疲れさま!

昨日、今日と続いた試合は、多くの野球ファンはもちろんのこと、本校生徒や保護者、卒業生の心に、大きな夢と希望を届けてくれました。

明日からまた、滋賀学園野球部の新たな一歩が始まります。

最後まで見守ってくださった皆さん、ほんとうにありがとう!
そして、これからもよろしくお願いします!

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