おめでとう!
選手はじめ、関係者のみなさんのお力が実を結び、第88回選抜高校野球大会への出場が決まりました。これまでの努力やご指導、ご協力あっての結果だと、ほんとうに嬉しく、またありがたく思っているところです。
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昨年夏の県大会で延長引き分け再試合というドラマを経て、できた新チーム。試合を経験するたびに成長し、プレーの精度が高まり、あきらめない野球へとチーム全体がひとつになっていくように感じました。
選手諸君の成長ぶりは、ほんとうに見ていて清々しく、気持ちの良いものでした。
滋賀県第3位で臨んだ近畿大会。
次々と強豪校を破り、まさに一戦一戦を経るたびに、カラダもココロも強く逞しくなっていく選手たち。接戦になっても、不思議なくらい安心して観ていられました。「もうすぐヒットが出るに違いない」「いつか逆転してくれるはずや」・・・そんな気持ちで、スタンドから応援していました。
大阪桐蔭との決勝戦では、3-2で負けこそしましたが、真っ向の互角勝負。ゲームの流れによっては、こちらが勝つチャンスがいくつもありました。
1年生バッテリーの安定感、切れ目のない打線。一つ一つのプレーを丁寧につないでいけば、いくらでも勝機が作れるチームです。
甲子園へは、2009年夏の大会で一度行かせてもらいました。智弁和歌山に善戦したものの、0-2で破れ、甲子園で1勝することの難しさを思い知らされました。
春、センバツは初出場。
でも、チームの中にはこれまでの先輩たちが受け継いできた、甲子園で1勝するためのキモチとチカラが脈々と流れ、そのチャンスを待ち望んでいます。
3月20日の開幕まで、あと2か月弱。
選手一人ひとりが自分自身をさらに鍛え、チーム力を高めて本番に臨みましょう。その先には、歓喜の喜びが待っています。