1月4日。
深い霧につつまれた、仕事始めの朝。
視界の悪さを憂い、負の気持ちになるか、スッと晴れた空間に出会った瞬間の安堵感を、喜びとして一歩を踏み出す力に変えるか。
改めて「受け止め方しだい」だな・・・と胸に刻む。
9時、教職員が集まり、年始の挨拶。
霧の話を引用しようかと考えたが、やはり一番に言うべきは「チーム・シガガク」。
昨年を締めくくるにあたって、いま最も大事にしたい意識だと、生徒教職員に伝えたこと。
それを改めて誓った。
強制されるのではなく、当たり前のこととして自然に出てくる信頼感や一体感。各部署ではできていても、学園全体ではどうか。表面上の言葉に終わっていないか。
さらなる高みをめざそうとしている時だからこそ、チームという意識を全員が再確認し、一歩踏み込んだ深いつながりを持ち、強い絆で結ばれた同志として、チームで仕事にあたっていきたいと思う。
添付の書は、校長机の前に掛かっているもの。
その言葉と筆運びは、常に私自身を映す鏡であり、師でもある。