作成者別アーカイブ: yasuis

繋がり、混ざり合うことで地域は面白くなる!

今日(2月15日)のSFLP(高1:国際理解)は、スペシャルゲストが登壇!

大学生(⽴命館⼤学REFLE)と地域のママ(KMPくさつ未来プロジェクト)たちと一緒に、「少⼦化」を⾝近な問題として考えました。

授業をやりたい(高校生と学びの場を共有したい)大学生がいて、それ「いいやん!」って協力するママたちがいて、じゃあ「やってみよう!」という学校の思いが、たった5分でカタチになった今回のプロジェクト。

学校を「開く」ことで見えてくる、学校の、学びの「本来の姿」。

ベース・コンセプトは「繋がり、混ざり合うことで地域は面白くなる!」

取材に来ていた某新聞の記者さんも含め、その場にいた全員が「それぞれの学び」を得た、2時間のワクワク授業でした。

☆翌日(16日)の中日新聞に掲載された記事 

限られた時間で、あれだけ濃密な「意見交換」→「アイディア出し」→「まとめ」→「発表」ができたのは、やはりファシリテーターの存在が大きかったと思います。

改めて、授業とは何か、学びとは何かを再確認することができ、今後につながる大きな羅針盤をいただきました。

みなさん、ホントにありがとうございました。

自分を変える経験を! 長期留学壮行会

今日は、長期留学壮行会。

放課後16時10分から、ニュージーランド留学18名(中3:6名、高1:12名)とカナダ留学3名(高1:3名)、あわせて21名の壮行会を行いました。

昨年末に帰国した先輩留学生の進行で、保護者や先生、クラスメイトが見守るなか、私から留学許可証を授与した後、激励の言葉を贈りました。

引き続き、お世話になる姉妹校ごとに一人ずつ決意をプレゼンテーション。ALTの先生に講評をしていただき、先輩留学生と保護者代表から熱いエールと温かな励ましを贈っていただきました。

留学生は今度の日曜日(1月22日)、日本を離れます。

当日は空港へ見送りに行き、肩をたたき、背中を押して送り出したいと思います。

積雪にともなう対応について(第一報 → 続報追記・了)

積雪により、市内周辺道路はじめ各地で交通事情が乱れているようです。
始業を遅らせる対応をしていますので、安全に十分留意して、無理のないよう登校してください。

☆追記(09:50)
中高とも、2校時から授業開始。(ただし、2校時のみ10:10〜10:50の40分間)
6校時で授業を打ち切り、16:00完全下校。(7校時、学内塾、放課後行事などは中止)
下校バスは以下の通り。
*八日市駅経由能登川駅行 15:55(2台)
*貴生川線/守山・近江八幡線/土山・日野線/湖東線 15:55(各1台)
*水口・蒲生線/湖南・竜王線/彦根線 16:00(各1台)

3学期、始動!

今日から3学期が始まりました。

中高合同の始業式では、

*3学期は今年度の締め括りであると同時に、次年度の「0学期」として「次のステップへ歩みを進める」時期であること

*自分の想いをコトバにして伝えることの大切さ

について話をした後、

学校を取り巻く環境の変化(高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の「三位一体改革」)について、その意味を改めて伝えました。

高校教育に対しては、知識詰め込み型の授業から、主体的・対話的な深い学びへの転換により、「学力の3要素」(後述)を備えた人材育成が求められていることから、

3学期の課題として、
・身の回りの課題に対して「人と一緒に」取り組むこと
・自分の気持ち、考えをきちんと人に伝えること
・新しいアイディアを創り出すこと

この3つを実践していってほしいと伝えました。

学力の3要素とは、文部科学省が今回の教育改革に合わせて定めた教育目標。『2020年からの教師問題』(石川一郎著:ベスト新書)で、次のようにわかりやすく定義されています。

・十分な知識・技能
・それらを基盤として答えが一つに定まらない問題に自ら解を見いだしていく思考力・判断力・表現力の能力
・これらの基になる主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

私学の願い・・・届け、三日月知事へ!

午後4時過ぎから、滋賀県私学総連合会として三日月知事へ要望を届けました。

具体的なことをしっかりと、かつ丁寧に受け止めていただき、関係部署と協議し、議会の協力を得ながら前向きに考えていきたいとのお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

未来を担う、滋賀の子どもたちのために、私たちも努力します。
どうぞよろしくお願いします。

ポイントを明確に示してくれるから、整理しながら聞ける!

今日の1〜3校時は、スタディサプリの数学講師・山内恵介先生による熱血授業!

Ⅱ類・高1と高2の数学を1時間ずつ、その後中学生には学び方について1時間、わかりやすくストーリーのある、熱い授業をしていただきました。

生徒たちの理解度を確認しつつ、ポイントを押さえながら、いかに「自分のアタマを使い」「記憶に残る」授業にするか・・・。

サプリの画面から飛び出した、リアル山内先生から学ぶことがたくさんありました。

ありがとうございました!

ENAGEEDさんが、動画をつくってくれました!

滋賀学園では「変わりつづける社会に対応できる力」の育成を軸に、Real Life and Street Smart な学びを大切にしています。

既成概念に囚われ、刷り込まれた正解を求めるのではなく、自分自身で答えを見つけ出せる人財育成をしたいと考え、ENAGEEDの教材を活用しています。

「世の中に価値を生み出す」ことの喜びを、先生と生徒が一緒になって体感できる魅力はホンモノです。

西野亮廣さんの著書、2冊を寄贈していただきました!

15110330_1141841255851646_8687656790592356946_o来年、信楽で「えんとつ町のプペル展」を開催(2017/7/1〜7/28:絵本原画展も同時開催)しようと準備を進めておられる 波多野 悠佳 さん。

作者、西野亮廣さんの魅力を生徒たちにも伝えてほしいと、『えんとつ町のプペル』と『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』を寄贈していただきました。

いま、あちこちで話題の西野亮廣さん。ボクも大好きで、ホンネをストレートに発信する姿に共感し、刺激をもらっています。

波多野さん曰く、彼の『オルゴールワールド』という絵本の超細密画のすごさに圧倒され、生で見てみたいと思ったのがきっかけで原画展の開催を考え、多くの人に来てもらい、地元・信楽の魅力を知ってほしかったとのこと。

また、本校へ寄贈したのは、「講演で聴いた校長先生(おっ!)の考え方にすごく共感したから」(ありがとうございます!)

校長の話が「自分がおもしろいなーと思っていた西野さんの発信されている考えに、とても近かった」。だから「そんな学校に通っている生徒たちだったら、純粋に喜んでもらえるんじゃないか」と思ったそうです。

加えて「お世辞みたいに聞こえるかもしれませんが、私が学生だったら滋賀学園に通いたかったなーって本当に思えたので、寄贈という形をとらせてもらいました」
いやぁ〜、嬉しいことを言ってくれます。

「そんな個人的な憧れは置いておいて(笑)、どんな感情でも、この本からいろんなことを感じとってもらえたら嬉しいです。よかったら、長浜か信楽のプペル展にも足を運んでもらえると、もっと嬉しいです!」

ありがとうございます。

このメッセージを添えて、図書館に配架します。

本間正人先生の特別授業

img_1055今日(11月16日)の6校時、京都造形芸術大学副学長・本間正人先生にお越しいただき、高校3年生向けにお話をしていただきました。

テーマは『高校3年生からの学び』

体験ワークも入れながら、思わず引き込まれる軽快かつ絶妙なトークと、深い教養に裏付けられた含蓄のあるレクチャーは圧巻でした。

時折、そのテンポに理解が追いついていかない(受け身でいることが多く、頭をフル回転させる経験が少ないのが原因か?)生徒も見受けられましたが、本間先生から投げかけられたメッセージのいくつかは、きっとココロに届いたと思います。

主な内容は、こんな感じ・・・

*「教育学」から「学習学」へ
*生涯学習社会とは
*アクティブラーニングとは
*体験から学ぶ
*日本語の活用は難しい
*人間は学ぶチカラがある
*自分の学びをデザインしよう
*ヒーロー・インタビュー
*一人ひとりがヒーロー
*人間はダイヤモンドの原石
*学びの3原則
*チャレンジし続けるのが人生

受けたくても、そう簡単には機会が得られない本間先生の授業。

それが、こんなふうに実現したことの喜びは、きっと後になってわかるんやろ〜なぁ、って思いながら生徒たちを観ていました。

第3回オープンスクールにご参加いただき、ありがとうございました!

今日は、第3回中高オープンスクール。回を重ねるごとに参加者が増え、ありがたいことだと改めて気を引き締めています。

めっちゃ笑った!
楽しかった!
いいなって思った!
思ってたより楽しそう!

そんな感想を、参加者からたくさん聞くことができました。
嬉しいです。

本来、新しい経験や知識に接し、そこから学びたいと思う気持ちは、年齢や経験にかかわらず、誰もが持っている素直な欲求です。

それを大事にしようと、滋賀学園では “Real Life and Street Smart” を合い言葉に、「先生と生徒がともに学び合い」「弱みを克服するより、強みを伸ばす」ことにフォーカスした学びの取り組みを進めています。

その一端を感じてもらうのがオープンスクール。

だから、伝える役目は教員ではなく在校生。体験授業以外は、あくまでも教員はサポート役に徹し、生徒が全面に出て、リアルにそれを伝えるカタチをとっています。

実は、生徒にとってオープンスクールもひとつの「学びの場」なんです。初めて出逢う参加者の前に立って、自分の言葉で説明したり、案内したり・・・。そういった経験こそ、教科の授業(教室)では経験できない学びです。

まさに、”Real Life and Street Smart”!

そんな体験を経て、生徒たちはどんどん逞しく、優しく成長してきました。

オープンスクールで観ていただきたいことはまさにそこであり、参加してくださった皆さんに「その場に自分を置いて感じ取っていただきたい」・・・

そう思って運営しています。

加えて、保護者の方々へは毎回30分程度、私(校長)が授業を行い、それを「体験」していただいています。

社会がどうなっているかを共有し、学校を取り巻く現状を背景に「どんなチカラが必要か」「大人はどうすべきか」を、幅広い事例を挙げながら、ストレートにお伝えする時間です。

感想を読ませていただき、それが伝わっていることを実感しました。ありがたいことです。

私たち大人が変わらなければ、子どもは変わりません。

学校という「場」を通して、子どもたちに関わる大人に何ができるか・・・

それを一緒に考えていくことが、私たちに課せられた最大の努めであり、学校の役割だと思っています。

未来を創る大切な人財。

皆さんとともに育てていきましょう!