カテゴリー別アーカイブ: 未分類

第3回オープンスクールにご参加いただき、ありがとうございました!

今日は、第3回中高オープンスクール。回を重ねるごとに参加者が増え、ありがたいことだと改めて気を引き締めています。

めっちゃ笑った!
楽しかった!
いいなって思った!
思ってたより楽しそう!

そんな感想を、参加者からたくさん聞くことができました。
嬉しいです。

本来、新しい経験や知識に接し、そこから学びたいと思う気持ちは、年齢や経験にかかわらず、誰もが持っている素直な欲求です。

それを大事にしようと、滋賀学園では “Real Life and Street Smart” を合い言葉に、「先生と生徒がともに学び合い」「弱みを克服するより、強みを伸ばす」ことにフォーカスした学びの取り組みを進めています。

その一端を感じてもらうのがオープンスクール。

だから、伝える役目は教員ではなく在校生。体験授業以外は、あくまでも教員はサポート役に徹し、生徒が全面に出て、リアルにそれを伝えるカタチをとっています。

実は、生徒にとってオープンスクールもひとつの「学びの場」なんです。初めて出逢う参加者の前に立って、自分の言葉で説明したり、案内したり・・・。そういった経験こそ、教科の授業(教室)では経験できない学びです。

まさに、”Real Life and Street Smart”!

そんな体験を経て、生徒たちはどんどん逞しく、優しく成長してきました。

オープンスクールで観ていただきたいことはまさにそこであり、参加してくださった皆さんに「その場に自分を置いて感じ取っていただきたい」・・・

そう思って運営しています。

加えて、保護者の方々へは毎回30分程度、私(校長)が授業を行い、それを「体験」していただいています。

社会がどうなっているかを共有し、学校を取り巻く現状を背景に「どんなチカラが必要か」「大人はどうすべきか」を、幅広い事例を挙げながら、ストレートにお伝えする時間です。

感想を読ませていただき、それが伝わっていることを実感しました。ありがたいことです。

私たち大人が変わらなければ、子どもは変わりません。

学校という「場」を通して、子どもたちに関わる大人に何ができるか・・・

それを一緒に考えていくことが、私たちに課せられた最大の努めであり、学校の役割だと思っています。

未来を創る大切な人財。

皆さんとともに育てていきましょう!

ありがたいお知らせをいただきました!

昨夜のFacebookへの投稿に、こんなコメントをいただきました。

通勤で学校前の道路を利用されている方が、すぐ先の愛知川にかかる八千代橋で、朝夕の出退勤時に目にされた、本校生徒の姿だそうです。

スクリーンショット 2016-01-22 8.51.51

さまざまな状況下で、自分にできることは何かと考える。
困っている人がいたら手を差し伸べる。

当たり前のことですが、誰もが自然にできるとは限りません。大人になればなるほど、さまざまな雑念や損得勘定がよぎり、見過ごしてしまうことも少なくありません。

こういったことが素直にできる生徒たち・・・ステキです。

大いに見習いたいと思います。

☆☆

兵庫県の元・八鹿小学校校長であった東井義雄先生の詩を思い出しました。

「小さい勇気こそ」

人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで
乗り越えられるような
大きい勇気もほしいが
わたしは
小さい勇気こそほしい

わたしの大切な仕事を
後回しにさせ
忘れさせようとする小さい悪魔が
テレビのスリスドラマや
漫画にばけて
わたしを誘惑するとき
すぐそれがやっつけられるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしはそれがほしい

もう五分ねてたっていいじゃないか
けさは寒いんだよと
あたたかい寝床の中に
ひそみこんで
わたしにささやきかける
小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気がほしい

明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今夜やればいいじゃないか
今夜はもう寝ろよと
机の下からささやきかける
小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい

紙くずがおちているのを
見つけた時は
気づかなかったというふりをして
さっさといっちまえよ
かぜひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないか と呼びかける
小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそ
わたしは ほしい

どんな苦難ものり切れる
大きい勇気も
ほしいにはほしいが
毎日 小出しにして使える
小さい勇気でいいから
それが わたしは
たくさんほしい

それに
そういう小さい勇気を
軽蔑していては
いざというときの
大きい勇気も
つかめないのではないだろうか

HAPPY NEW YEAR 2016

新しい年が意義あるチャプターの幕開けとならんことを祈って

We will open the new book.
Its pages are blank.
We are going to put words on them ourselves.
The book is called Opportunity.
Its first chapter is New Year’s Day.

I wish U to have a…..
Sweetest Sunday,
Marvelous Monday,
Tasty Tuesday,
Wonderful Wednesday,
Thankful Thursday,
Friendly Friday,
Successful Saturday.
Have a great Year.

HAPPY NEW YEAR 2016

2015年を振り返って

振り返るには、あまりにたくさんのご縁をいただいた2015年。
ほんとうに感謝の言葉しかありません。

出会いは、ボクにとって次の一歩を踏み出す羅針盤であり、さまざまな可能性に彩られた元気玉です。常に出会いを求め、走り続けながら考え、学びのジャングルジムを組み立ててきました。

ボク一人ではできないことも、あなたと一緒ならできる。

まさにシナプスがつながっていくように、ネットワークが生まれ、プロジェクトがカタチになっていく。そんな一年でした。

昨年の大晦日、こんな振り返りをしました。

今年は、自ら動き、さまざまな出逢いを糧に、リアルにコミュニケーションができた一年でした。まさに「人の縁」を感じ、自分のなすべきことを見つめながら、次なる一歩を踏み出し続けた毎日だったように思います。

待つより、出向く
もらうより、与える

偶然は必然であり、結果はついてくるものだという安心感がどこかにあって、自己責任を心地良く受け止めることができたことも、大きな収穫のひとつだったかもしれません。

今年は、それがさらに加速し、足し算ではなくかけ算になって、中身が充実してきたように思います。たくさんの知恵と勇気に加え、新たなステージもいただきました。

なにごとも「人」あってのこと

あなたと一緒に仕事がしたいと思ってもらえるよう、さらに精進していきたいと思います。

すべては、未来を担う子どもたちのために

教えつつ学び、学びつつ教える
ともに人生を語れる

そんな関わり合いがあちこちで生まれ、笑顔と歓声がこだまする学校を創っていきます。

Little keys open big locks
Simple words reflect great thoughts
Your smile can cure heart blocks
So keep on smiling it rocks

今年一年、ほんとうにありがとうございました。

2015年 大晦日

Welcome to this brief overview of Shiga Gakuen’s exciting international Program!

image_03We strongly value the unique opportunities we offer our students to travel into new worlds and perspectives. We hope you will be able to join us along the way!

NZ SHORT PROGRAM

Shiga Gakuen offers all second grade junior high students a 2-month opportunity to experience homestay life, culture and schooling in the town of Nelson, New Zealand. Prior to the July-August visit students complete pre-departure training sessions in English communication with the assistance of native English speakers and complete independent presentations and speeches on their return.

STUDY ABLOAD PROGRAM

Shiga Gakuen encourages students from the third grade of junior high school as well as students from the advanced and the general course of a first year high school to study abroad. There are two study abroad options:

ONE TERM PROGRAM
Running from January to April, students take an intensive two week language school preparation course in Aukland to ready them for New Zealand high school.

ONE YEAR PROGRAM
Students participate in a full New Zealand academic year.

Pre-departure orientations targeting communication, cultural awareness and problem solving help motivate and prepare students while monthly reports from students abroad help us support their progress appropriately.

Returning to Shiga Gakuen, study abroad students play an active role in sharing their experiences with the broader school community.

さあ、2学期が始まりましたよっ!

本校では、今日(8月26日)から2学期が始まりました。

朝9時、中高全員が第一体育館に集まり、まずはこの夏、さまざまな大会や検定で優秀な成績をおさめた生徒たちを表彰しました。

学校WEBでも紹介されているように、かなりの大人数になったため、一人ずつ労いのコメントをする余裕がなく、「おめでとう!」「よく頑張りましたね!」程度しか声をかけられませんでした。頑張った生徒たちに、ちょっと申し訳なかったかな・・・と思っています。

IMG_7842引き続いて始業式。節目の式典として厳粛な雰囲気で始まるのですが、校長式辞に関しては、訓話めいたお堅い話というより、生徒の心に「熱いエール」や「応援メッセージ」を届ける場として、リアルなホンネを伝えるようにしています。

写真は、その際の「式辞メモ」。式の前に、思考整理の意味で10分程度、ササッと話の流れをイメージして筆を走らせ、壇上に持参します。

とはいえ、生徒全体を見渡して感じたことを、その場の空気感みたいなものを踏まえて話すので、このとおりに終わることはほとんどありません(エッセンスは外しませんが)。たいてい、メモを見ずに、その時々で心に強く浮かんだメッセージを届けるような展開になります。

◇◇

この日、話した内容は・・・

今日から2学期
7月17日、台風の影響が残るなか1学期の終業式を行い、今日もまた台風が心配されました。台風に始まり台風で終わった夏休み、いかがだったでしょう。こうやって皆さんが元気に登校してきてくれたこと、世間では大きな事件や事故が起こっていますが、特に何事もなく、ここに集まれるということに、まずは感謝したいと思います。

振り返りが大切
夏休みは、ふだんチャイム(校時)で区切られた学校生活を中心に自分の行動を決めるのと違い、自分で時間の使い方を決めることができる期間。それを、自分がどう過ごしたのか。有意義だったこと、集中して頑張れたこと、また不十分だったこと、いま思えば「ああすればよかった」こと・・・など、さまざまあるはずです。
また、6月末から8週間のニュージーランド海外研修に行き、先日の日曜日に帰国したばかりの中学2年生の皆さん。夏休みというより、ふだんの学校生活以上の緊張と苦労の連続だったことでしょう。ほんとうによくやってくれたと、心から褒めたいと思います。
そんな夏休みを終え、皆さん一人一人が自分の責任で過ごした時間の使い方を、2学期以降の学校生活に活かせるかどうかは、夏休みの経験を「どこまでしっかり振り返ることができるか」で決まります。

1学期の終業式で伝えた3つのこと
夏休みを迎えるにあたって、滋賀学園は「どうせ無理」を言わない、困難にぶつかったら「だったらこうしてみよう」と考える、ことを宣言したということで、「失敗は学び」「何事にも恐れず、果敢にチャレンジしてほしい」と伝えました。そして、(1)世界を意識せよ (2)本を読もう (3)身体を大切に、の3つのキーワードを話しました。
どうだったでしょう。まずはこれらについて、自分の夏休みを振り返ってほしいと思います。振り返ることによって、自分の強さや弱さに気づき、行動を修正し、より良い方向に自分を導いていくことができます。どれだけ深く、幅広く振り返ることができるか、それが大切です。

世の中の動きと必要なチカラ
いま、世界は大きく動いています。今までの価値感が大きく揺らぎ、絶対的な正解など、どこにもありません。誰かが指示してくれるのを待つ、言われたことを忠実にやり遂げる、一生懸命記憶してテストでそれを吐き出す・・・そういったことを善しとする時代は終わりました。いま必要なのは自分で考え、周囲を巻き込みながら、自分たちの力で目の前の課題を解決していく能力です。
そうした社会の変化に伴って、学校も大きく変わることを要求されています。授業なら、教科書の内容を一方的に先生が講義する形から、アクティブ・ラーニングという言葉に代表されるようなグループワークや探求活動、フィールドワーク、課題解決学習などを大胆に取り入れたスタイルへの転換です。
ロボットや人工知能の進歩で10〜20年後には、いまある仕事の47%がなくなると言われています。実はそのなかに、私たち「学校の先生」も含まれています。どう思いますか。もちろんそうならないよう、先生も変わらなければなりません。
これまでの常識が、将来も常識であり続けることはあり得ません。そんな中で必要なチカラは「自分で考え、自分の行動を決めていける」こと。モノゴトを大きな視点で捉え、強い意志を持って、みんなで進んでいける強さです。そういうチカラを身につける場が学校であるということを知ってください。

でも、日常の些細なことも極めて大事
そういった大局的な側面以上に、足元の小さなことにも気を配らなければなりません。日常の些細なことがキチンとできないような人には、大きなことはできません。
一昨日、自転車の2人乗りで4人の生徒に注意をしました(本校では「校長訓戒」になります)。誰でもやっているような、あまり悪いことだという認識がないことだと思っているでしょうが、こういったことこそ「ルールを守れるか・そこから踏み外すか」の微妙な判断について、自分がどこまで「正しい」人間かが決まります。廊下にゴミが落ちていたら拾う、困っている人がいたらひと声かける。人が見ていようがいまいが、常に誠実で正しい判断ができることこそ、人間の一番の肝です。決して軽く考えないでください。

みんな、きっとできる
そういった、ほんの小さなことの積み重ねが、やがて大きな成功へと道を拓いていってくれます。夏休みをしっかりと振り返り、まずは9月3・4日の文化祭に向けて、一人一人が頑張ってくれることを期待しています。
できない人はいません。みんなできます。ここにいる滋賀学園の皆さんなら、きっとやってくれると信じています。一緒に頑張りましょう!

◇◇

思い出しつつ書いているので、抜けていたり、多少違っている部分があると思いますが、こんなメッセージを伝えて2学期のスタートを切りました。

ICT環境が創り出す、学びの大きなモチベーション!

夏休みの中学生、その一コマを紹介します。IMG_7717

中学では、昨年度から「プロジェクト発信型英語プログラム」に取り組んでいます。中1ではまず、自分が大切にしていることや好きなものをテーマとして調べ、みんなの前で発表することを、ひとつの ”プロジェクト” として位置づけています。

アマチュア無線が趣味の彼は、この夏休み、まず家で考えてき構成をもとに、HP Japan のタブレット「 Pro Tablet 10 EE G1」を使い、発表用のスライドを PowerPoint で作り始めました。

IMG_7720私から、なんらアドバイスをするわけでもなく、作業開始から1時間で、あっという間に写真や音声を入れた8枚の英文発表スライドを完成させました。

もちろん、中1の1学期終了段階で、クラス全員が彼のように自分の考えたことを、サクサクと形にしていけるわけではありませんが、タブレットを取り入れることで「自己発信」の敷居がかなり低くなることは間違いないようです。IMG_7719

最終的には英語で発表する、このプロジェクト・・・。

英語ができるできないにかかわらず、ICT環境が学びの大きなモチベーションを与える機会となっています。

【HP・PC導入事例】学校法人滋賀学園