カテゴリー別アーカイブ: 学校デザイン

繋がり、混ざり合うことで地域は面白くなる!

今日(2月15日)のSFLP(高1:国際理解)は、スペシャルゲストが登壇!

大学生(⽴命館⼤学REFLE)と地域のママ(KMPくさつ未来プロジェクト)たちと一緒に、「少⼦化」を⾝近な問題として考えました。

授業をやりたい(高校生と学びの場を共有したい)大学生がいて、それ「いいやん!」って協力するママたちがいて、じゃあ「やってみよう!」という学校の思いが、たった5分でカタチになった今回のプロジェクト。

学校を「開く」ことで見えてくる、学校の、学びの「本来の姿」。

ベース・コンセプトは「繋がり、混ざり合うことで地域は面白くなる!」

取材に来ていた某新聞の記者さんも含め、その場にいた全員が「それぞれの学び」を得た、2時間のワクワク授業でした。

☆翌日(16日)の中日新聞に掲載された記事 

限られた時間で、あれだけ濃密な「意見交換」→「アイディア出し」→「まとめ」→「発表」ができたのは、やはりファシリテーターの存在が大きかったと思います。

改めて、授業とは何か、学びとは何かを再確認することができ、今後につながる大きな羅針盤をいただきました。

みなさん、ホントにありがとうございました。

私学の願い・・・届け、三日月知事へ!

午後4時過ぎから、滋賀県私学総連合会として三日月知事へ要望を届けました。

具体的なことをしっかりと、かつ丁寧に受け止めていただき、関係部署と協議し、議会の協力を得ながら前向きに考えていきたいとのお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

未来を担う、滋賀の子どもたちのために、私たちも努力します。
どうぞよろしくお願いします。

ENAGEEDさんが、動画をつくってくれました!

滋賀学園では「変わりつづける社会に対応できる力」の育成を軸に、Real Life and Street Smart な学びを大切にしています。

既成概念に囚われ、刷り込まれた正解を求めるのではなく、自分自身で答えを見つけ出せる人財育成をしたいと考え、ENAGEEDの教材を活用しています。

「世の中に価値を生み出す」ことの喜びを、先生と生徒が一緒になって体感できる魅力はホンモノです。

国政流、生徒会選挙!

選挙権年齢を「18歳以上」にする改正公職選挙法が施行され、在校生の一部にも選挙権が与えられた今年。

「選挙にもっと興味を持ってほしい」という生徒会の思いもあり、なるべく「実際の選挙」に近づくよう、さまざまな工夫が凝らされた生徒会選挙が行われました。

*写真は、取材していただいた中日新聞の記事です

img_0843

校長室のドアは、いつでも開いています。

放課後、父母教・高3学年の役員さんが来校され、夜遅くまでいろいろとお話しをさせていただきました。

一番の論点は、卒業式後の謝恩会の持ち方について、新たな改善提案を持ってきてくださったこと。

もちろんその趣旨に異論はないし、何より卒業を目の前にした生徒たちへのメッセージとして、そしてその時間を在校生も共有するという企画に、むしろ「ありがとう」と言わなければならないのは学校だと思いました。

高3学年と協働して、どんどん進めてくださいとお伝えしました。

加えて、これまで子どもを預けてきて言えること。入学を決めたときの思い、入学後の印象、学年が進むにつれてどんな変化があったか・・・など、学校全体の雰囲気にはじまり、先生方の教育姿勢、子どもたちへのアプローチなど、いろいろな思いを聞かせてくださいました。

直接、こんなふうに保護者が声を届けてくださることこそ、学校にとって何よりもの応援隊であり、私の願いです。

子どもがお世話になっているから、言いたいことも言えない・・・
モンスター・ナントカ?と思われたらどうしよう・・・

そんなことをおっしゃる方もおられますが、それは全くの勘違い。

むしろ、些細なことでも学校にお伝えいただくことで、学校(教師)と家庭(保護者)が一緒になり、それぞれの立場で子どもの成長を見守り、支えていけるのだと思います。

校長室は、出張や会議のある時以外、いつでもフルオープンにしています。

どうぞ遠慮なく、できればご一報いただいた上で、お気軽にお越しください。

8月の登壇情報(追加)

スクリーンショット 2016-08-16 17.33.04日頃から、さまざまな学びをいただいている 日野田 直彦 先生のお話を聴きに行こうと思っていたところ、リバネスさんのお声がけで一緒に登壇させていただくことになりました。

皆さんと意見交換できたらと思います。
お時間ある方、ぜひお越しください!

【無料勉強会 @8/20大阪】大阪府立箕面高等学校*滋賀学園中学高等学校 アクティブラーニングを活用したグローバルリーダー育成の取り組み紹介

2016年度入学式「ワク熱! 安居教室」ムービー公開!!

未来の社会がどうなっていくのか、そこで生きるにはどんな力を身につけておく必要があるのかをベースに、どんな滋賀学園生になりたいのか、滋賀学園で何を学ぶのか・・・といったことを、自分との対話の中で考え、みんなで共有し合うことをめざした、50分間の『ワク熱!安居教室』。

<実際の進行>

ルール説明(ナレーション)

1:ワクワクしている今の気持ちを大切に。
2:どんなことでもいいから発言しましょう。沈黙はできるだけ避けてください。
3:良い意見だと思ったら迷わず拍手を。
4:自分を変えるチャンス。今までの自分とちょっとだけ違う自分を演出してみよう。

オープニングムービー
Chapter 1 「Activeになろう!」

Q1:滋賀学園で始まる新生活、ワクワクしていますか?(Yes or No)
Q2:本音で答えて!滋賀学園は第一志望でしたか?(Yes or No)
Q3:滋賀学園、もっと有名な学校になってほしい?(Yes or No)
☆Message 1 「自分の居場所を見つけよう! 誰にだって居場所はある!」

Chapter 2 「10年後・2026年、皆さんが仕事をしている未来を想像してみよう」

資料グラフ・映像
1:デューク大学、キャシー・デビットソン氏の「2011年度にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」
2:パソコン所有率、スマートフォン・携帯電話所有率、携帯ゲーム機所有率の国際比較
3:AIロボット動画

Q1:皆さんが仕事をする未来、どんな仕事がなくなるだろう?(隣の人と話し合ってみよう!)
Q2:皆さんが仕事をする未来、どんな仕事が生まれるだろう?(隣の人と話し合ってみよう!)
☆Message 2 「自分の未来を具体的にイメージすることをはじめよう!」

Chapter 3 「どんな滋賀学園生になりたい? 18歳の時の自分を想像してみよう」

Q1:どんな仲間をつくりたい?(Open Question)
Q2:どんな部活動、課外活動にチャレンジしたい?(Open Question)
Q3:どんな知識を得ていきたい?(Open Question)
☆Message 3 「18歳の春、自分の描いた夢を実現させよう! 滋賀学園はそのために存在する場所だ!」

校長メッセージ 「”Real Life” and “Street Smart”」
エンディング 「新入生全員紹介ムービー」

<何のために、どのように学ぶのか>

校長メッセージは「”Real Life” and “Street Smart”」。

学校での学びは、”Real Life” = 生活に即した、より良く生きるためのものでなくてはならない。そして、そういった学びは、”Street Smart” = 街(さまざまな人たちとの関わり)の中を生きていくことで育ち、身につくものであり、自分が体験・経験してこそ身につくものであって、単に教室での勉強(教科書やテストなどで磨かれる表面的な知識)を指すのではない。

<生徒会メンバーの大活躍>

また、特筆べきことは生徒会メンバーの活躍と大きな成長でした。

今回の入学式を進めていくにあたり、企画段階から大人(先生たち)が主導するのではなく、自分たちがしてもらって嬉しいような入学式を大学生(日本HPの Student Ambassador)と本校生徒会が一緒になって「自分たち目線で考える」ことを念頭に置きました。実際、幾度となく学校でミーティングを行い、それぞれの役割や課題を確認しあいながら、東京と滋賀で離れている間はメールのやり取りを行いながら、中身を詰めていきました。

本校生徒会メンバーの大きな仕事は2つ。前日の事前登校日に、入学生全員にタブレット画面に目標を書かせ、グループ写真を撮ること。そして、当日の司会進行および裏方スタッフです。

人前に出て話すのが得意なメンバーばかりではありません。「自分には何ができるのか、どうすればみんなが喜んでくれるのか・・・。気がつけばそういうことを一番に考え、一生懸命に動いている自分がいました」。誰もが口々にそういう感想を漏らし、「実際、あんなに集中してやれたことって、今までなかったかも」「なんで、あんなに遅くまで残ってれんしゅうできたんやろ」と、自分自身の頑張りに、自分が信じられないといった口ぶりでした。

そう、まさにこれが “Street Smart” ということなんです。

関わる人がたくさんいるイベント、大切な行事、緊張する時間・・・であればあるほど、人は「素直に頑張れる」ものなんですね。この経験は生徒たちにとって、とても大きな成長の場になったと思います。

<当日の校長日記>

新入生のみなさん、ご入学おめでとう!

みんな、キラキラと輝いていました。これからの学校生活を思うと、こちらがワクワクします。

保護者の皆さま。今日は貴重な時間をご一緒させていただき、ほんとうにありがとうございました。今日のご縁を大切にし、全力でお子様の成長をサポートしていきます。よろしくお願い申しあげます。

生徒会のメンバーへ。一番の功労者は貴方たちだったことを、今回の入学式プロジェクトを進めた身近な人たちから、たくさん聞くことができました。アイディアを出したり、さりげない気遣いをしたり・・・ほんとうに立派でした。憧れの先輩、カッコ良かったです。経験こそが最大の財産であり、成長のエネルギーなんだと、改めて感じました。

Real Life and Street Smart

可能性は∞

ありえないを、創っていこう!

<保護者の声>

上記のような、入学式の『ワク熱!安居教室』に対する自分自身の素直な気持ちを「校長ブログ」に綴ったところ、こんなメッセージを寄せてくださった保護者がありました。

◇◇◇

始業式の日、帰ってきた息子が「校長先生の話、ノートに書いておきたかったくらい感動した」と教えてくれました。学級通信でその意味を知り私も自身の教訓にしたいです。

選抜の野球部の皆さんのおかげで味わったシガガク魂!一体感!応援に行った息子達の誇らし気なキラキラした目にも嬉しくなりました。シガガクの体育祭や行事や普段の学校にも通づるあたたかさが最高です!

入学式にもまたまた感動しました! 新入生のお母さんから「す、すごかった!」と聞きました!

そして、そして、生徒会メンバーを褒めてくださってありがとうございました! 素敵なバッチを嬉しそうに見せ、今までにない大役をやりきれた息子の顔を見て、滋賀学に出会えて良かったと思っております。

◇◇◇

また、入学式後の保護者アンケートで、「今日の入学式に参加して、これからの学校生活についてどう思ったか」を尋ねたところ、「とても楽しみになった」(46.6%)、「楽しみになった」(42.8%)、「まだ普通」(8.5%)、「楽しみではない」(0%)、「あまり楽しみではない」(0%)、「わからない」(2.8%)という結果でした。

<記録>

☆学校公式WEB → 平成28年度入学式が挙行されました
☆滋賀報知新聞記事 → Real Life & Street Smart に 入学式で「ワク熱!教室」

 

ワク熱! 安居教室

新入生のみなさん、ご入学おめでとう!

みんな、キラキラと輝いていました。これからの学校生活を思うと、こちらがワクワクします。

保護者の皆さま。

今日は貴重な時間をご一緒させていただき、ほんとうにありがとうございました。
今日のご縁を大切にし、全力でお子様の成長をサポートしていきます。よろしくお願い申しあげます。

生徒会のメンバーへ。

一番の功労者は貴方たちだったことを、今回の入学式プロジェクトを進めた身近な人たちから、たくさん聞くことができました。
アイディアを出したり、さりげない気遣いをしたり・・・ほんとうに立派でした。憧れの先輩、カッコ良かったです。

経験こそが最大の財産であり、成長のエネルギーなんだと、改めて感じました。

Real Life and Street Smart

可能性は∞
ありえないを、創っていこう!

生徒のための入学式を・・・

明日から新学期のスタート。

・・・にもかかわらず、いろいろやることがあって、21時を過ぎた今も、まだ学校で仕事中。明日へのイメージを膨らませたいところなのに、なかなかそうもいきません(^_^;)

明日、午前中は2・3年生だけが登校し、始業式、着任式。
午後から新入生が登校し、入学式。

さて、この入学式。今年度は、これまでとちょっと違います。

単なる式典だけに終わらせず、新入生に「これから過ごす滋賀学園での学び」を考えてもらう時間を、私と一緒につくります。

題して『・・・・・・・・・』 ←(まだナイショねっ!)

いまの自分を見つめるところから始まり、未来の社会がどうなっていくのか、そこで生きるにはどんな力を身につけ、どんな職業に就こうとするのか。

そんな自分の未来をイメージしながら、これから過ごす滋賀学園で何を学び、どんな自分でありたいのか。

そんなことを、素直な自分との対話の中で考え、発言し、みんなで共有することをめざします。

とにかく、ワクワク・ドキドキする、Activeな空間。

さて、どんな展開になるか?
もちろん、主人公は新入生たちです!

日本HPの法人向け新製品発表会に登壇しました!

昨年度、日本HPさんとご縁がつながり、今年度4月から「21世紀型教育モデル授業づくり」に取り組んでいることは、以前からこのブログでもお伝えしているとおりです。

IMG_7345Shigagakuen Future Leadership Program と名付けたこの授業は、HPの教育用タブレットPCと先生用2in1PC、標準でバンドルされている教育支援ソフト(Classroom Manager)を活用し、PBL(Project Based Learning)とICTを組み合わせ、ワークショップとプレゼンテーションを中心に進めています。

企業や大学との連携、さらには地域連携も視野に入れた、21世紀型スキルを身につけるためのアクティブな学びが特長で、「変わりつづける社会に対応できる力」とは何かを追求し、大学の先生や企業担当者と協同でカリキュラムを開発しています。

日本HPの法人向け新製品発表会に登壇!

12月10日、日本HPさんが新製品発表会にあわせて活用事例を紹介するとのことで、声をかけてくださいました。

thumb_IMG_8641_1024 thumb_IMG_8649_1024

午前のプレス発表、午後のパートナー各社向けのイベントそれぞれで10〜15分の時間をいただき、日本HPの社長や執行役員に紹介されて本校の導入事例をプレゼンするという、何とも貴重な経験をさせていただきました。

校長という立場といえど、こういったグローバル大企業の主催するビッグイベントで直接、事例を紹介させていただけるなんて、そうあることではないと思います。

HP Press Event / Partner Event
I carried out my mission successfully.

You did! Domo arigato!
ー Vice President & General Manager, Computing Category, Printing and Persinai Systems, Asia Pacific & Japan
Anneliese Olson さん

Thank you so much your great presentation today. I defiantly think your passion and our technology would make more new world for education beyond the border.
ー 日本HPプリンティング・パーソナルシステムズ事業統括 PPSマーケティング部部長
甲斐博一 さん

Facebookでもそのようすを写真で紹介しましたが、相次いでメディアに掲載されましたので、こちらにまとめておきます。

【マイナビ:ニュース】
3in1を提案する12型Windowsタブレット – 日本HP発表会、大企業の体力とベンチャー企業の行動力を

学校機関向けに関しては、HP製品を採用した滋賀学園高等学校の安居氏が登壇。21世紀型スキルを身に着けるためのテストケースとして、高校の一クラスで採用したが、今後の数年で全校生徒に広げたいとした。HP製品を利用した感想には、「教育専用に設計されたタブレットと教育支援ソフトが利用しやすかった」、「HPというグローバル企業に、生徒も含めて触れる機会が得られたことも利点」などを挙げていた。

スクリーンショット 2015-12-13 16.54.58

【ITpro:ニュース】
分社化を終えた日本HPが「3-in-1」のWindows 10タブレットを発表

スクリーンショット 2015-12-13 14.37.09

滋賀学園中学・高等学校からは、校長の安居長敏氏が登壇。「学び方を子どもたち自身が見つけるようなアプローチをしている。タブレットの配布には不安もあったが、生徒はスマホ世代なので自分たちで操作を身に付けた。生徒とリアルタイムに授業を作っていくことで、先生も成長を促された」と導入の効果を語った。