中高の期末考査初日、12月2日(水)の午後、コアネット教育総合研究所の清水葉子さん(神戸研究室・プロジェクトリーダー)を講師に招き、教員研修を行いました。
11月18日(水)の職員会議で、20年後の社会がどうなっているかについて「労働人口の減少」「インターネットのさらなる発達」「コンピューターに仕事を奪われる」の切り口でデータ分析を加えた資料を配付し、あらかじめ先生方に考えておいてもらったうえで集まったこの日。
学年や分掌が異なる5人ごとのグループを作り、「ストーリーのある学校づくり」をテーマに、 シナリオ・プランニングの手法を用いて滋賀学園の未来を考えていきました。
あるアンケートでは、これからの社会では安定した収入を得ることが今よりも難しくなると思う保護者が9割近くに達しています。そして、保護者はICTを活用した参加型授業の効果を肯定的にとらえ、留学や英語力に対する要望も高く、主体性やコミュニケーション力の育成を学校に期待しています。
そのような中、私学が提供すべき「価値は」何か・・・。
ワイワイ・ガヤガヤ、笑顔と真剣な表情が交錯する積極的な意見交換&アイディア出し。
途中、息切れするのでは・・・という心配がなかったわけではありませんが、さすが、先生たちのパワーは留まるところを知りません。後半になるにつれヒートアップしていきました。
3時間を超えるレクチャーとワークから見えてきた、たくさんのヒント。
今後に向けて新しい一歩が踏み出せるような予感に応えるべく、プロジェクトチームを作り、できるところから実践に移していきたいと考えています。