月別アーカイブ: 2015年9月

タブレット端末を使った授業について

この4月から、一部の授業で導入した生徒用のタブレット「 HP Pro Tablet 10 EE G1」の使い方について、いくつかお問い合わせがありましたので、ここにまとめておきたいと思います。

◇高校(2年Ⅱ類)
IMG_7984学校設定科目「国際理解」(週1時間)

【クエスト・エデュケーションプログラム】
現実社会と連動しながら「生きる力」を育む授業で、企業におけるインターンシップを教室で体験し、自ら感じ・考え・表現していきます。
タブレットをフルに使ってフィールドワークやアンケート調査などの実務に取り組み、企業から出されるミッションに挑戦。情報を集め、チームで話し合いながらプランを完成させ、プレゼンテーションを行います。
クエスト・エデュケーションプログラム(企業探求コース)

◇高校(1年Ⅱ類)
IMG_7341学校設定科目「国際理解」(週2時間)

【Shiga-gakuen Future Leadership Program】
TVーCMにもなっていた、滋賀学園と日本ヒューレット・パッカードが共同して取り組んでいる「21世紀型教育モデル授業」です。
タブレットPCを活用し、PBL(Project Based Learning)とICTを組み合わせた授業で、ワークショップとプレゼンテーションを中心に、企業や大学との連携、さらには地域連携も視野に入れた、21世紀型スキルを身につけるためのアクティブな学びを展開しています。IMG_7345
「変わりつづける社会に対応できる力」とは何かを追求し、大学の先生や企業担当者と協同でカリキュラムを開発。毎時間、Class Mentorとして大学生が授業に加わるのも大きな特徴です。
この授業を通して、次の3つのことを目指しています。
①リーダーシップを身につけ、次世代のリーダーになる
②ICT機器を使いこなし、より効率的・効果的な学習方法を自ら身につける
③これからに必要な21世紀型能力(Communication / Collaboration / Critical Thinking / Creativity)を身につける
紹介動画(TVCM:1本、授業解説ムービー:2本)
滋賀学園の21世紀型教育を支えるHP教育用タブレットとソリューション

◇中学(中1〜中3全クラス)
IMG_7716 「総合的な学習」(週1時間)

【プロジェクト発信型英語プログラム】
自分の好きなこと、興味のあること、また日常の活動(勉強やクラブ、趣味など)について調べ、英語で発信することをめざす授業です。
ICTをフルに活用し、インターネットで調べたり、写真や動画を撮影・編集したりしながら、最終的にプレゼンテーションツールを使って発表します。
昨年まではPC教室据え置きのiMacを使っていましたが、今年度はHPのタブレットに移行しました。
夏休みの課題作成のようす

ボクがこの企業の責任ある立場なら、こんな対応はさせません。

少し端折った形でfacebookに書きましたが、バリバリ営業経験のある自分としては、どう考えても??と思ってしまう出来事。ましてや、このスピード感たっぷりの、多様なコミュニケーションツールがある環境下で、「これは違うんじゃないの?」という感覚が拭いきれない、今日の一件について紹介します。

去る7月8日、突然アポなしで某大手企業の法人担当営業さんがお見えになりました。

基本、アポなしのお客さんでも、こちらの身動きがとれる時は「積極的に」会うようにしています。そして、「可能な限り」自身の思いや考えていること、今後学校をどうしたいかなどを話します。それがボクのいつものスタイルで、多少驚かれる方もいらっしゃいますが、そこから始まるご縁にとって、プラスになることの方が多いということが、やがて先方さんにも伝わります。

で、この日の営業さんにもいつも同様の対応をしました。なかなか興味の湧く内容で、こちらとしても少なからずメリットを感じ、けっこう深いところまでフレンドリーな話ができました。もちろん、だからといって何かが決まるわけでもなく(強いて言えば「また会おうね」という約束程度で)、その場は最初の顔つなぎということで終わりました。

ふつうの営業感覚なら、相手(こちら)が受け入れていることを十分感じてもらえただろうし、すぐにとはいかないまでも、自分から連絡することで、次のステップへと話を進めようとすると思うような流れでした。。

なのに、何の連絡もなし。電話はおろか、メールも、何も。

そんなこんなで2か月が経ち、今日、校内の話がある程度まとまったので、続きの話をしようと思い立ち、10時頃、こちらから担当営業さんの所属する支店に電話を入れました。あいにく午前中は会議があるとかで、午後、電話をするように伝えるとの返事をいただき、向こうから電話番号まで確認してくださいました。

そこまではごく一般的な対応でしょう。ところが、午後になって、待てども待てども電話がなく、結局17時になっても連絡ひとつなし。

学校の代表番号を伝えたので、たまたま席を外していても通じるはず・・・う〜ん、なんだかなぁ・・・って感じです。先方で、誰が、どう伝えたのかわかりません。もしかしたら連絡がうまく伝わっていなかったのかもしれません。ただ、それが社内でキチンと伝わっていたとして、ボクがこの営業さんの上司なら「アホか」です。もちろん、社会人の「資格なし」。

確かに、前回出会ったとき、その営業さんは大企業がゆえのフットワークの重さ、話の進みにくさを嘆いていました。ですが、それをも理解したうえで、一緒にやっていけるかな・・・って、前向きな話までしていたのに、この対応です。

さすがに、ボクとしては、それが伝わらなかったのかなぁ・・・と、なんだか情けない気持ちでいっぱいになりました。あんなに共感しながら話していて、結果がこれかよ・・・みたいな。

もちろん、そんな対応は・・・ボクならしません。

考えられるとすれば、相手ががこちらのことをそれほど重要だと思ってなかったってことになります。

モヤモヤしたまま、就職希望者への激励があったので、そちらに向かいました。そして戻ってきたら、事務室から「今しがた、お電話がありました・・・」。

かけ直す旨、先方に伝えたとのことだったので、こちらから電話を入れました。営業さんがすぐに出たのはよかったのですが、一切、経緯の説明はなく、相変わらず淡々とした口調で、こちらの要望を聞きつつ、次回のアポを決めて、はいおしまい。

一件落着といえばそうなんですが、果たしてこれでよいのか・・・。

別に先方のやり方にケチをつけるつもりはありませんが、ボクがこの企業の責任ある立場なら、こんな対応はさせません。営業さんの性格や会社の体制、雰囲気なども影響しているとは思いますが、こういうシチュエーションで、この対応はNGでしょう。

皆さんはどう思われますか?

自己反省も含めて、今後の学びにすべく、ここに記しておこうと思います。

気づいて、動いたもん勝ち・・・だってことに「気づいてる?」

IMG_7937今朝、滋賀県議会議員の冨波義明さんから、「高校のICT教育について、いろいろ取り組んでおられるようなので、一度お話を聞かせてほしい・・・」との電話をいただきました。

今日は終日校内におり、日中は特に来客予定もない旨をお伝えすると、「ちょうど私も空いてるし、午前中におじゃましますわ!」ってことで学校にお見えになり、じっくりと意見交換。

冨波さんは元県立高校の先生で、野球部の指導者として4回の春・夏甲子園大会出場経験をもっておられ、教育力の向上による「人つくり」をめざし精力的に活動されています。

話の内容をここで詳しくお伝えすることはできませんが、本校の事例や文科省の考え方、企業の動きなど、教育を取り巻くさまざまな事柄を挙げながら、「21世紀型教育のあり方」について熱く語り合いました。

同じような危機感からか、共感する部分が極めて多く、教育改革を前向きに捉えていただいている姿勢に感激しました。と同時に、さらに私たち現場の教職員が具体性のある実践を積み重ね、それを積極的に発信していかなければならないことを確信しました。

アンテナを高く張り、社会の流れを敏感にキャッチし、動き出している人がいろいろなところにおられます。「気づいて、動いたもん勝ち」なんてことをよく言うのですが、自分自身の行動を振り返っても、まさにこの言葉がピッタリくるような状況が続いています。

このままではいけないと感じ、動き出すことで得られること。それがいま、多方面からのニーズを生んでいます。

Welcome to this brief overview of Shiga Gakuen’s exciting international Program!

image_03We strongly value the unique opportunities we offer our students to travel into new worlds and perspectives. We hope you will be able to join us along the way!

NZ SHORT PROGRAM

Shiga Gakuen offers all second grade junior high students a 2-month opportunity to experience homestay life, culture and schooling in the town of Nelson, New Zealand. Prior to the July-August visit students complete pre-departure training sessions in English communication with the assistance of native English speakers and complete independent presentations and speeches on their return.

STUDY ABLOAD PROGRAM

Shiga Gakuen encourages students from the third grade of junior high school as well as students from the advanced and the general course of a first year high school to study abroad. There are two study abroad options:

ONE TERM PROGRAM
Running from January to April, students take an intensive two week language school preparation course in Aukland to ready them for New Zealand high school.

ONE YEAR PROGRAM
Students participate in a full New Zealand academic year.

Pre-departure orientations targeting communication, cultural awareness and problem solving help motivate and prepare students while monthly reports from students abroad help us support their progress appropriately.

Returning to Shiga Gakuen, study abroad students play an active role in sharing their experiences with the broader school community.